白く艶やかで美しい歯…憧れますよね!
私も、今でこそ当サイトを運営していますが、8年程前にホワイトニングに惹かれました。
一度気になりだすと、意識がいっちゃって…それから自分の笑顔を鏡で見る度に自分の歯が黄色く見えちゃってしょうがなかったのを覚えています。
自宅でできるホワイトニングや、手軽なお値段から始めることができるセルフホワイトニングなど、様々な商品やサービスがありますが、そのいろーんな製品の成分表を見てみると「ポリリン酸(Na)」という成分表示。
このポリリン酸を歯に塗布して、LEDを当てる…この行為って、すごーく効果がありそうですが。
実はこのポリリン酸にLEDを当てても科学的になんの効果もないってご存知でしたか??
Contents
日本だけ!?ポリリン酸✖️LEDという常識のフシギ

日本では当たり前のように行われている「セルフホワイトニング✖️LED」という施術方法。
そもそも、ホワイトニング先進国のアメリカでは、セルフホワイトニングというもの自体が存在しません。
その理由として、「日本の厳しい薬事法」という現実があります。
この薬事法のお陰で、アメリカでは当たり前に買うことができるホワイトニングテープ(弱い過酸化水素)などの製品が販売できないんです。
セルフホワイトニングでもそうです。
歯科医師しか過酸化水素を取り扱うことができませんので、エステサロンなどが行っていることが多いセルフホワイトニングでは、“それ以外の薬剤”を使うしかありません。
しかも、無資格者は口内に触れてはいけないという理由から、「あくまでお客様ご自身が行うこと」を前提としています。
なんだかフシギだらけの日本のホワイトニング

こうやって書き出してみると、フシギなことがたくさんありますね(^_^;)
一度まとめましょう。
日本のホワイトニングのフシギポイント
- 薬事法により過酸化水素入りの製品は市販できない
- セルフホワイトニングでも過酸化水素入りの薬剤は使用できない
- セルフホワイトニングでは口内に触れてはならない
つまり、「過酸化水素が入った薬剤を使えないので、ポリリン酸入りの薬剤を使用している」ということなんですね。
問題なのは、先にも触れた通り「ポリリン酸にLED照射しても、何の効果も得られない」ということなんです。
ポリリン酸にLEDを当てる…という間違い

そもそも、LED照射は審美歯科でのオフィスホワイトニングの際に行います。
過酸化水素とLEDが化学反応を起こして、ホワイトニングを促進させる効果があるからです。
一方ポリリン酸は…

ポリリン酸は“歯の表面の汚れを浮かせるための成分”ですので、LED照射したところで、何の変化も得られない…という残念なことに。。。
何となく、歯科医院の施術をマネたものがセルフホワイトニングである
と言わざるを得ないかもしれません。。。
ポリリン酸で歯は白くならない??
ご安心ください。
先ほども書いた通り、ポリリン酸自体には「歯の表面に付着した着色汚れを浮かせる」という素晴らしい効果があります。

この効果によって、しっかりと歯を白くする効果があります。
ですが、漂白とは違う!ということだけは押さえておきたいポイントです。
参考>ポリリン酸じゃ歯は白くならない?着色汚れ落しと漂白の違いとは?
ポリリン酸ホワイトニングの効果的な使い方
ポリリン酸✖️LEDには効果がありませんので、多くのホワイトニングサロンが行っているセルフホワイトニングの効果を疑ってしまうしかありませんね(^_^;)
しかし、付け加えておきたいのが、一部のサロンではポリリン酸に加えて「酸化チタン」入りの薬剤を使用しているところがあります。
酸化チタンには、LED照射によって化学反応をおこして、汚れを落とす効果を促進させるという性質がありますので、目的のサロンに確認してみた方がいいでしょう(^ ^)
セルフホワイトニングと同等の効果を自宅で

もしこの記事を読んでくれているあなたが、ポリリン酸の薬剤をメインで使用しているサロンで効果を感じているのであれば、それと同等の効果を自宅で感じることができます。
市販のものではない(ドラッグストアなどには売っていない)ホワイトニング製品には豊富なポリリン酸を含んでいる商品が多くあります。
お値段も数千円〜1万円以内と、セルフホワイトニング1〜2回分で一ヶ月くらいは使用できるのでお得です。
be:Whiteで検証中の製品はこちらです。
Blanica(ブラニカ)
現在、検証中ですが、使い始めた初日からすでに効果が出ているものですので、自信を持ってプッシュできます(^ ^)
(そして、お値段もお手ごろですよ)